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水面が消えた

 今週は月・水・金と委員会視察や理事会。それで山形さんが毎日、メールで水状況を知らせてくださっていたのですが、昨日(水曜日)朝、家を出るところへ前田さんから「代かき後の田んぼに水がない!!」と緊急電話。
 とっさに頭をよぎったのは、月曜日、車中で受けた見沼代用水土地改良区の清水さんからの電話で「上流部でも高温障害を避けて、これから田植え」と伺い、となると一斉に水を使うので末流に水が届かないかもしれない、ということ。そこで農家の野崎さんに電話。「全体的に水が少ないかもしれない」とのこと。でもまだ土は湿っているようなので、一日様子を見て、木曜日、田んぼで相談することにしました。
 その後、土江さんからも「水がない!」と携帯に電話。でも藤原、県北で動けず。それに今朝(木曜日)のTVで、雨が降らないのでカラカラになった田んぼや黄色くなった苗が映し出されている。そこで利根大堰に電話をすると、見沼代用水は水があるとのこと。奥利根の雪が助けてくれているようです。とりあえず安心して、田んぼに走りました。
 すると清さんの田んぼも、稲垣さんの田んぼも水がある。私たちの田んぼだけない。一面土が出て、しかもひび割れ。これは不思議。とりあえず用水路を上流に向かって原因究明、と加田屋分水路幹線用水路に行ってみると、あれ?用水路に水がある。そこへ野崎さんが走ってきてくださり、一緒に用水路を見ると、何と取水口が堰で塞がれている。堰板が乾燥して小さくなって、ストンと下に落ちて取水口を塞いでしまったらしい。堰板をはずしたら、何のことはない、音を立てて水が田んぼに向かいました。まずは一安心。
 その後、野崎さんが最末端の配水槽から水が出ている、と言われるので見に行くと、東側水口から滔々と流出している。そこで、尾島さん・市民田んぼⅠの配水槽から末端に行く水口を塞ぐことに。尾島さんに電話すると不在。こういうとき、頼りは松本さん。幸い仕事現場は近いとのことなので状況を伝え、松本工務店のカレンダーくらいの板に棒を付けてください、とお願いする。松本さんが走ってきてくださり、末端に行く水口を塞ぐ(それでもまだ完全には流出止まらず‥‥)。そこに柴原さんも来られて、ひび割れの土の固さを確認。指が刺さるので大丈夫、ということに。
 それでも代かきをした市民田んぼⅣ・Ⅲの水の入りが遅いので、尾島さんとⅠへの水口を止める。そこへ中津原さん。松本さん、現場でさらに大きな堰板作製。といった状況でひとまず帰宅。戻って今日一日原稿書きだったのですが、まったく書く気になれず、美容院へ。
 戻って、今度は代かきしたⅡに水を入れるため再び田んぼへ。そこへ次々と来客?。桜専門の植木農家の高橋さん、地元佐藤さん、そして再度、野崎さん。野崎さんは少しでも水量を増やしてあげようと、染谷との分岐点のハンドルを管理されている方(お名前失念)の了解を得て、片柳・見山方面を増やしてくださったそうです。「少しは水量が増えるよ」とのこと。そして途中、水をふんだんに入れて、出している田もあるようですが(今どき掛け流し灌漑?)、そこは水利組合に相談した上で、ということに。
 ということで、一日田んぼで水管理でしたが、野崎さん、松本さんがいてくださって、心強かった。大変お世話になりました。本当にありがとうございました。
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| 市民田んぼ | 22:26 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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